2000.6.3
魅力ある農村・農業へ

審議会委員12人を委嘱
古川市中期計画9月策定めざす

古川市は先日、市農業・農村振興対策審議会委員12人を委嘱した。市が策定を目指している市農業・農村振興中期計画に伴う調査検討を行う機関で、会長には久恒啓一宮城大学事業構想学部教授を選出した。同市は、魅力ある農村、もうかる農業、消費者視点に立った農業の確立を目的に、市農業・農村振興中期計画の9月策定を目指している。審議会は計画策定に伴う必要事項を調査、審議する市長の諮問機関。
 

会長に久恒氏宮城大教授を選出

この日は、農家や農業関係団体、商工業関係団体関係者、学識経験者、公募で選ばれ市民で構成する委員1人ひとりに、平地健治産業部長が委嘱状を交付。引き続き第一回の審議会を開き、計画案の体系などを説明した。
 市が掲げる農村農業の将来像は、(1)効率化された生産体制(2)新たな担い手と地域社会の人材活用(3)資源及び経済循環型社会(4)マーケティング戦略の展開(5)良好な生活環境資源−。これらの実現に向け、9月までに数回の審議会を開き、委員の意見を計画策定に反映させる方針。
 委員は次の通り。(敬称略)

 ▽会長=久恒啓一(宮城大事業構想学部教授)▽副会長=関文一(JA古川参事)▽委員=中川洋一郎(市農業委員会長職務代理)、早坂政司(江合川沿岸土地改良区理事長)、平山文勝(大崎農業共済組合参事)、今野茂(市認定農業者連絡協議会長)、福原寿枝(直売施設旬の店シンフォニー会長)、藤田勝(古川商工会議所専務理事)、清水智子(みやぎ生協地域担当理事)、佐藤敦子(市民公募)、佐々木博子(同)、山岡講子(環境会議所東北事務局・理事)

大崎タイムス

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