2001.7.15

随想 未来を描き、未来を創ろう

 先月は久しぶりに宮城大学で講義をしてきました。題名は『未来を描き、未来を創ろう―事業を構想する』本学でも毎年授業評価のベストテンに入る久恒啓一教授の『情報表現論』一コマを成す特別講義。開学以来四年間毎年僕が『事業構想総論』の講義をしつづけた懐かしい大教室に入っていくと、文字通り超満員の学生たちから一斉に拍手で迎えられ、すっかり感動しました。「両学部の一年生を中心に受講者登録数は二三三名ですから、それ以外の学生もざっと約百名は聴講にきたことになりますよ」という久恒教授の話でしたが、教壇に立って見渡すと、あそこにもここにも顔見知りの学生の顔、顔、顔。お互いに目が合って僕が「やぁ・・・」と合図すると、にっこりかえってくる素晴らしい笑顔。”教師冥利”を味わえるのは、正にこんな瞬間。こうして以下の講義が始まったのです。
(後略)

ゆーとぴあ 第457号

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