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人物記念館の旅 本物の日本人を訪ねて

人物記念館の旅 本物の日本人を訪ねて

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 景勝地、温泉、グルメなど漫然と観光旅行をしていては、何か物足りない。海外旅行ではビジネスマン時代から「『文明の生態史観』の旅」(梅棹忠夫の同名の著書の主張を確認する旅)と勝手に名づけた旅を意識して行ってきた。

(中略)

 人物に焦点を当てた学びの旅は、その人物の全人生が鳥瞰できる、生きた時代や時代のテーマと格闘した姿が見える。そしていかに今まで歴史を知らなかったかを反省させられる。人物記念館の旅は、「本物の日本人」に会う旅である。

(後略)

2006.1
知研フォーラム 287号
キャリア開発史 久恒啓一の紹介