図解web探訪 第7回
図解webの楽しみ方を毎回少しずつ配信していきます。
私の造語である「図解コミュニケーション」に関して、1990年以来多くの本を書いてきました。
講演などで「どの本から読んだらよいか分からない」と聞かれることがあったので「図解コミュニケーション」の探検の仕方とも言える、著作一覧を紹介します。
整理すると、原論、技術、展開に分けることができます。 ぜひページに訪れて、図解コミュニケーションの探検にトライしてみて下さい。
4月は私が理事長を務める「知的生産の技術研究会」から1冊、図解思考の本が1冊、発売になります。
1 図解コミュニケーションの理論
第二章「理解」「企画」「伝達」のための技術を学ぼう
3.「伝達」のための図解表現法
1■まずは全体像を示す プレゼンテーションの際、ビジュアルを伴う伝達は必要不可欠になってきています。これは、言葉だけでは伝えたい内容の半分も伝わらないことが少なくないからです。 たとえば、東北地方についての議論をする場合、「東北の回顧と展望」の図解が役に立つはずです。江戸時代、明治時代、戦後、現在、そして新首都建設までの全体像があると、議論の中身の拡散を防ぐことができます。 また蝦夷といわれていた時代や、三内丸山遺跡に代表される縄文時代の東北についての資料もこの図の中に補強することによって、図の全体像はさらに厚みを加えていくことでしょう。
(クリックすると大きい画像が見られます。)
2■ 構造を伝える 次の図解は宮城県の行政改革の一環として設置された県民サービス向上委員会が、行政サービスを県民ニーズの観点から体系化に挑戦したものです。とかく行政サービスは複雑で理解しずらいものですが、この図解ではハード重視のサービス群とソフト重視のサービス群とにざっくりと分けています。そして、それらの様々なサービスが最終的に「県民満足」という目的のためにある、という考え方が示されています。全体の構造を伝えることが重要であることが、おわかりいただけるでしょう。
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