久恒啓一の学びの軌跡 図解編 
第12号  2010/4/28

発行:久恒啓一
図解web:http://www.hisatune.net/

図解web探訪 第11回

図解webの楽しみ方を毎回少しずつ配信していきます。

学生と共に成長する教育者(3)

多摩大学で受け持っているゼミについて紹介します。
プレゼミナール・ホームゼミ・インターゼミの3つを受け持っています。

プレゼミナールは一年生対象で、1チーム4人の教員と2人の職員がペアとなって半期の授業を行い、教員は12人の学生の担任となるというシステムです。


 第1回のプレゼミの様子はこちら

(クリックすると、ブラウザで実際のページをご覧いただけます。)


 ホームゼミは、2・3年生対象のゼミで、共同でプロジェクトを遂行するシステムを取っています。私のゼミの学生はブログを書くことにしています。活動録も掲載する予定です。

(クリックすると、ブラウザで実際のページをご覧いただけます。)


 インターゼミ(社会工学研究会)は、現代社会の抱える課題について、学部・大学院・学年などをまたいで塾形式で切磋琢磨しながら、多様な要素や手法を組み合わせた柔らかい発想で、体系的・総合的な答を志向する総合設計力を身に付けることを狙いとしており、寺島実郎学長が直接指導しているゼミです。

 最近の様子はこちら

(クリックすると、ブラウザで実際のページをご覧いただけます。)


 

1 図解コミュニケーションの理論

第三章「理解」を深化する図解表現法

1.「図解」で右脳パワーを全開に!
全章までで、ビジネス情報の理解に、図解の活用が以下に有効であるかがおわかりいただけたこと思います。では、図解を作るためには、どのような典に気をつける必要が有るのでしょうか。

 

1■イメージ情報は右脳で処理される。

 人間の脳は、右脳と左脳では異なるはたらきがあります。それぞれの脳の働きとしては、右脳には音楽、図形、絵画などのイメージ情報を理解する働きがあり、左脳には言葉、文字、論理といった言語情報を理解する働きがあります。
 この右脳と左脳がバランス良く働いたときに、理解はより深くなります。
 図解コミュニケーションがパワーを発揮するのは、まず右脳で情報を取り入れ、次に左脳で論理的に分析し、理解するというプロセスうぃたどっているからです。まず全体像を理解し、次に段階を追って逐次的に理解するというように、左右の脳を両方用いているため、より効果的なのです。


(クリックすると大きい画像が見られます。)
 

2■右脳の働きを活発に

 これまでの学校教育では、言語や思考能力の取得に重点が置かれていました。つまり、左脳の発達が重視されていたのです。ところが、左脳だけでは認識力、洞察力に限界が有ることがわかり、絵や音楽に親しむことの重要性が、あらためて認識されるようになってきたのです。
左脳だけでなく、右脳の重視がこれからの教育の課題といえるわけですが、「理解のための図解表現法」は、この右脳の働きを活発にすることに大いに役立つのです。

「久恒啓一の学びの軌跡 図解編」(毎週木曜日発行)
編集責任者:久恒啓一
発行元:久恒啓一 図解WebSite http://www.hisatune.net/
(C)2010- 久恒啓一.All Rights Reserved.

組織変更などでメールアドレスが変わる方は
新メールアドレスを下記メールアドレス宛にご連絡下さい。
また、メルマガを解除される方も、下記メールアドレス宛に
解除の旨を明記の上、ご連絡下さい。 mm@hisatune.net

このメールマガジンに対する感想などをお寄せください。
・ホームページの「久恒サロン」にお願いします。
・メール mm@hisatune.net

オンラインで好きな時間に
自宅や会社から受講したい方はこちら
新著が2冊でました
専門講師が直接個別に添削・指導!

図解学校
-理解伝達編-


約4ヶ月間・全6回の授業と課題添削

運営 株式会社マグネットデザイン


「問題がすっきり解決!
図解思考の本」
(久恒啓一著・PHP研究所)


「達人に学ぶ 知的生産の技術」
(知研編著・NTT出版)