久恒啓一の学びの軌跡 図解編 
第13号  2010/5/6

発行:久恒啓一
図解web:http://www.hisatune.net/

図解web探訪 第12回

図解webの楽しみ方を毎回少しずつ配信していきます。

学生と共に成長する教育者(4)

 多摩大学大学院で教えている講義について紹介します。

 春学期は「コミュニケーション経営論」という講義で、文章と箇条書きを中心とするコミュニケーションの欠陥と混乱を克服する「図解コミュニケーション」の考え方と技術を学び、ビジネスの現場で生起する様々の問題を解決する論理的思考力を教えています。

授業の風景はこちら
 実習は笑い声に満ちたアットホームな雰囲気です。


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 秋学期は「社会的合意形成論」。
 この講義では、「定性情報・図解思考・顧客視点」に立脚した新しい社会的合意形成の考え方と方法論を学び、高い問題解決能力を学ぶ講義です。

 講義の後には感想を掲示板に書き込むことになっています。

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1 図解コミュニケーションの理論

第三章「理解」を深化する図解表現法

2.まずイメージをつかもう

1■文章より強力なイメージ情報

 右脳の働きを活発にさせるためには頭の中にイメージを描きながら考えることを習慣づけることが効果的です。本を読んだり、話を聞くようなときに、文章をそのまま頭にたたき込もうとしても、なかなかうまくいかないものです。
 たとえば、誰もが学生時代に経験したことのある丸暗記という方法は非常に効率が悪く、いくら必死に覚えても、翌朝目を覚ましたときに覚えているのはせいぜい全体の四分の一程度に過ぎません。
 それに比べて図表で覚えた場合には、五割近くのことを覚えているという実験報告があります。
 また、文章などの文字情報と、図や表などのイメージ情報を組み合わせて覚えた場合は、さらに効率がよく、翌朝でも八割近くのことを覚えているというデータがあります。


(クリックすると大きい画像が見られます。)

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 つまり、文字情報だけで理解するよりも、イメージ情報のバックアップがあることで、強力なインパクトがあることがわかります。

「久恒啓一の学びの軌跡 図解編」(毎週木曜日発行)
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