”木を見て森を見ず”という言葉があります。
これは、目の前の木だけを見ていては、森全体を見ることが出来ない、つまり部分だけにとらわれていては、全体を見逃してしまうという意味です。
しかし、森を遠くから眺めているだけでは、森の中の様子はわかりません。鳥のように上空から森を見渡し、さらに木々のそばにも近づいて観察するような、”木を見て、森も見る”ことが大切なのです。
鳥になったつもりで、対象を眺めながら図解を作ると、一見、複雑そうに思えた事柄が、すんなりと理解できることがあります。
「図解表現法」には、このような「鳥の視点」が必要です。全体が見渡せて、しかも細部にも目配りがきくということが、大切なポイントです。 |