久恒啓一の学びの軌跡 図解編 
第17号 2010/6/3

発行:久恒啓一
図解web:http://www.hisatune.net/

図解web探訪 第16回

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久恒サロン(4)

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1 図解コミュニケーションの理論

第三章「理解」を深化する図解表現法

5.自分と全体との関係を考えよう 1

 図解を書いていく際にポイントとなるのは、図解を書く自分自身と全体との関係です。
 たとえば、私たちが本を読んだり相手の発言を理解しようとするのは、自分の考えをつくりあげるためです。
 私と私の所属する課との関係、私と私の勤務する会社との関係、私と会社の属する業界との関係、私と日本との関係、私と世界、私と宇宙・・・・など、私といろいろな段階の全体との関係を理解することが何よりも大切なのです。
私の仕事
(クリックすると大きい画像が見られます。)


 また私という存在は、そのまま単独で存在しているわけではありません。私は、上司との関係で見ればその部下であり、自分の部下との関係で見れば上司ということになります。さらに、妻との関係で見れば夫であり、子供との関係で見れば父親となります。
 「自分の仕事を図解する」、「自分の家族関係を図解する」、「自分のライフプランを図解する」など、自分にとって、もっとも身近で切実なテーマに取り組むと、より深く自分自身を理解できるようになります。
 私が講師を勤めた研修会での経験から言うと、技術者では、自分が担当している機器の機能を説明するだけの図解を描く人が少なくありません。
 しかし、自分の担当している機器が、会社全体の中でどのような位置付けにあるのか、顧客がどの程度いて、潜在需要はどのくらい見込まれるのか、その製品が消費者の目指す豊かな生活のために、どの程度貢献しているか、などについて表現できない人が大変多いのです。

「久恒啓一の学びの軌跡 図解編」(毎週木曜日発行)
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