1■能力、経験を十分に活用しよう。
既に説明したように、よい企画が立てられないのは、自分自身とのコミュニケーション技術が未熟なため、アイデア出しや立案がうまくいかないからです。
逆に言えば、自分自身と上手にコミュニケーションする技術を身に付けることが出来れば、豊かなアイデアや斬新な企画を生み出すことが出来るようになるのです。
よく、「パッとアイデアがひらめいて企画が生まれた」とか、「勘が働いて、すばらしい企画が出来た」と言う話を耳にします。
たしかに、そのような場合もあると思いますが、単なる思いつきだけでは、決してよい企画は生まれません。
実際には、自分の経験や能力を十分に活用して、企画を立案する必要があるのです。なぜなら、優れた企画はそう簡単に出てくるものではないからです。
次項ではどうすれば自分の能力や経験を十分に引き出せるかという、企画者に必要な自分自身とのコミュニケーションの方法について考えていきます。
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