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[3604] Re:日産自動車テクニカルセンターで講演コメントをつける 削除
2004/2/3 (火) 14:04:21 野口幸弘
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▼ 久恒啓一様
> 出席者は、300名を越えていたらしい。
> 2時間ほど講演。
> 開発、技術、購買、人事、、、、
> など多彩な部門の方々です


久恒先生
昨晩は、有意義な講演有難うございました。
私は、かつて日産の開発に籍を置いておりましたが、現在は
JATCOという日産の連結会社にてオートマチックの制御開発を
実施していますが、昨晩は日産人事にお願いして、聴講の機会を
いただきました。

●まず、講演が終了したときの自身の本音の気分としては、これは学生時代に、友人と都内の映画館で、スタンリーキューブリック監督の「2001年宇宙の旅」見終わって、街の雑音の中に放り出された時のような、気分を思い出しました。

 これは、限定されたKnowHow知識を聞いて「なるほど」ということではなく「なんか良くわからないところもあるけど、教養になるようなことを聞いたんだな」という感じです。

 自分なりに考えると、久恒先生が、図解法という自分なりのHowto を通し、仕事や、価値観、社会についてある意味、啓蒙的に語られたからではないでしょうか

●当初、私自身は、図解の極意、すなわち図解のHow to 的な内容を正直のところ期待しておりましたが、内容的には図解を用いる事で

@「自分自身の頭をを整理理解し」「それを円滑に相手に伝える」事ができる、すなわち自分と自分自身のコミュニケーションと自分と外界とのコミュニケーションに対し有効に寄与できる

A全体の中の個の位置付けを共有化できる
上記のような、有益性があることを、お話されているように感じました。(先生の著書を見ればHow toがあるのでしょうか?)

図解する事に対しては、自分自身も以前よりその有効性を感じ、実践しておりましたので、共感する事多く、一方で、思っていた以上に効果が大きい事は今回再認識する事が出来ました

●先生にお聞きしたいのですが、図解法には、基本原則は有るのでしょうか?想像するに、先生は学究畑で、論理的に図解の法則を発見したのではなく、仕事をしながら図を描いていって結果としてそれが体系立てられたのだと理解しておりますから、

 裏を返せば、10人が同じ事を図解すると、10通りの図ができてどれも正解で、どれも未熟ということなんだろうなと推定していますが、如何でしょうか?

その他、いろいろとお話いただく中で、あれこれと「なるほど」と共感を覚える言葉をいただき非常に刺激多い、考えさせられる講演でした。私事、昨今JATCOの開発部門技術員育成に関し、特命をいただき取り組んでいる最中ですので、また情報がありましたら宜しくお願いします。

以上

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