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日総研フォーラム(寺島実郎・山内昌之)
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2005/2/24 (木) 06:56:55
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久恒啓一
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銀座の時事通信ホールで行われた第4回日総研フォーラムは「世界潮流と日本の針路--今、日本のとるべき道とは」というテーマでの大型講演でした。中東問題に造詣の深い東大教授の山内昌之さんと日本総研理事長の寺島実郎さんの2つの講演で、どちらも内容の濃い話でした。
山内先生は、日本の思想に関わるあらゆる賞、吉野作造賞や司馬遼太郎賞、サントリー学芸賞などを受けています。最近だけでエジプト、イラン・ヨルダン、カザフ・スルキスタン、サウジアラビア、カイロなどを訪ねて、日本の説明を精力的に行っています。日本経済発展の基礎は平和・平等・道徳(武士道)という意見。大いなる熱意を持って相互の正しい理解の積み上げによる共通価値観をつくりあげることに熱意を持って取り組んでいる行動する知識人という印象です。
寺島実郎先生は、また一段の冴えと深みを備えた素晴らしい講演。国際刑事裁判所、京都議定書、対米協調の光と影、表日本と裏日本の逆転に象徴される大いなる変化、大中華圏・大ロシア主義、親米入亜、理念こそ戦略資源だ、固定観念からの脱皮、アメリカの孤立を避けるのが日本の役割、多極主義の共有、、、、、。
200人の聴衆は、聞き入っていました。
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