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広瀬淡窓
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2002/8/19 (月) 08:32:11
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久恒啓一
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「広瀬淡窓」の伝記本を読みました。江戸時代の天領日田で近世最大の
塾を開いていた学者・詩人です。自宅の客間にかけてある書は、淡窓の先生
であった亀井南冥の書であるということから、かねて関心を持っていた偉人
です。その書には「吐鳳」と書かれてあり、「詩を書いていたおり、
いい言葉がでなくてそのまま眠ってしまったが、鳳を口から吐く夢を見た。
起きてみるといい言葉が浮かび、詩が完成した」という中国の故事からでた
言葉だとの説明を父から受け、強く印象に残っていました。
筆致に勢いがあって素晴らしい書で、帰郷するたびに眺めていました。
この書を持って帰って、私の書斎にかけることにしました。父が存命中は
くれなかったのですが、かたみとしてもらうことにしました
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