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図解とWeak Ties
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2003/7/12 (土) 10:08:39
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浅尾悦子
azdigw01.index.or.jp / Mozilla/4.7 [ja] (WinNT; I)
「仕事のなかの曖昧な不安」という著書が話題になった、
東京大学助教授 玄田有史氏の講演を聞く機会があり、
キャリアと「Weak Ties」という話がでていました。
久恒先生にご指導いただいた弊社研修にも関係するので、
ご紹介します。
「Weak Ties」とは、同じ会社の同期や同じ職場の強い
人間関係ではなく、たまに会うような、例えば小学校の
同窓生とか、異質な人々との薄いつながりのことを
言うそうです。異質な人々との付き合いでは、
「あなたは何をやっているの?」という質問されるので、
自分自身を見直し、言葉にする機会を持つことになります。
また、有益な情報も、しばしばこうした、自分とは違う
生き方をしている人々からもたらされるのだそうです。
これは、キャリアを形成していく上でも役立ちます。
つまり、強い関係(あまりにも近すぎて、自分を語る必要も
ない)でなく、弱い関係の人を広範囲でたくさんもつことで
自分を語る訓練にもなるし、Weak Tiesの人たちは、興味を
もってきちんと自分の語りを聞いてくれるというものです。
Strong Tiesの人たちは、近すぎて自分を語るとうるさがら
れる場合もあります。適度な距離をもったWeak Tiesの人に、
「自分を自慢するでもなく、卑下するでもなく、淡々と自分を
語る」ことは簡単ではなく、自分と向き合うことはとても
大切だという話です。いかに多くのWeak Tiesをもっている
かもキャリアを拓くことにも結びつくという話でした。
もちろん、自分のキャリアだけに限らず、業務上の課題解決
にもWeak Tiesが役立ちます。今回の弊社研修においても同じ
会社というものの違う職場の年代も違うWeak Tiesの
グループメンバーがお互いの話を聞いてくれ、自分も素直に
自分自身や仕事の悩みを語れたのが、受講者の元気になった
理由の一つではないでしょうか。もちろん、そのような良い
雰囲気にしていただいたのも久恒先生のご指導のおかげだと
思います。図解は、Weak Tiesの人たちに自分を語れるための
すばらしいツールでもあります。改めて先生のご指導に
お礼を申し上げます。
今後ともよろしくお願いいたします。
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自分を語る
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2003/7/14 (月) 10:15:11
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久恒啓一
211.120.104.2 / Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows NT 5.0)
▼ 浅尾悦子さん
そういえば、セコムの飯田亮さんが、
インタビューを受けることは勉強になる
と言っていたのを思い出しました。
質問に答えていく中で、自分の中で
整理できるということでした。
自己表現を意識せよ、ということでしょうね。
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