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[3147] 英文読解への図解の応用は可能か?コメントをつける 削除
2003/10/14 (火) 21:29:13 糸永 伸哉
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鳴門教育大学大学院 言語系英語コースのM1の糸永と申します。4月頃英文読解に図解が応用できないかと言うことで問い合わせをさせていただきました。
 掲示板の方でもいろいろとアドバイスいただき、自分なりに資料を集めて研究中なのですが、今のところは、「読解」のツールとして考えれば、(もし使うとすれば)久恒式よりもBuzan式のmappingの方が、効率は良いのかなあという感じを持っています。というのも、久恒式の図にまとめるには、何度もその文章と向き合い、練っていくことが必要で、単純に時間がかかりすぎるのではないかと考えるのです(mapingの方は速読とつなげるやり方もあるようです)。それがいいということなのだとは思うのですが、高校レベルまでの英文読解として(小論文指導などではなく)それをやるのが必要かなどと、考えてしまうのです。とはいえ、mappingも久恒式図解も完全に理解しているわけでもありませんし、単に字面を理解するという意味での読解というより、むしろ要約や、文章についての自分の意見を述べるといった活動につなげるという点を強調すれば、久恒式も大いに意味があるようにも思われ、はっきりと結論を出せたわけではありません。
 実際の所、現状ではまずはreadingについて専門的な知識を集めなければと、その方面の文献研究をやっているのですが、まさに「インプット」の作業に(気持ちだけ)追われ、「慢性的不安」にさいなまされている最中で、今日のメルマガの内容が妙に心に響いています。
 そんなおりの、宮城大での講演のお話、ディベートの松本先生との競演もあるということで、自分の現状打破のためにも非常に興味があるところですが、やや距離に躊躇しています。そこで、
 
@同じような講演が、せめて西日本で聴けるチャンスはないものか(できれば数週間以上先の情報がいただけるとありがたいです)、
A大学祭での講演ということで、対象はどう設定しているのか(ビジネスということともあまり関係のない私のようなものでももっと「本格的」な研修の機会はあるのか)、
Bまた、松本先生とのお仕事が「第1弾」ということでしたが、第2弾のご予定はあるのか
 
 についてお聞きしたく思います。お忙しい所恐縮ですが、ご返信頂ければ幸いです。


[3151] 読解ツールのとして図解コメントをつける 削除
2003/10/15 (水) 08:43:20 久恒啓一
exserver5.myu.ac.jp / Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)

▼ 糸永 伸哉さん

深く読む、主体的に読む、自分の考えをつくる、
こういった面で図解による読解は有効だと
思います。

以下、質問への返事です。

各地で講演をしていますが、西日本は少ないです。
夏休みには高知県庁で研修の講師をしました。
「ビジネスマン教授日記」にはそのへんの情報も
入りますので、登録してください。

大学祭では、学生から高校生向けの「プレ講義」
を依頼されていますが、一般的な講義になると
思います。

松本道弘先生はディベートの刷新を考えておられます。
図解を用いたディベート、雑誌の出版など、、。


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勉強していないと不安になってしまう
という心理が考えられます。勉強すればするほど、自分が知らなかったことがいかに多いかに気づかされます。「自分の知識では、結論を出すには不十分だ」と思えてきて、どんどん結論を出すのを先送りしたくなります。一通りきちんとインプットしてからでないと結論は出せない……と思うのですが、これではキリがありません。いつまでたっても「これで十分」とは思えません。  そして、まわりを見渡すと、
自分よりもたくさん勉強して、何でもよく知っている人がいます。「○○のことも知らないの?」などと言われると強烈な劣等感が生まれる。勉強しないと置いていかれるという慢性的不安も強くなる。頑張って勉強して上を追い抜いても上には上がいるとわかる。これでは、劣等感と不安の拡大再生産です。  結局、いくら勉強してもトップには追いつけないとわかるだけで、いつまでたっても一流になれない。うまくいっても二流、とわかって愕然としてしまいます。そうしてどんどん不安になるいっぽうで、無力感が湧いてくる。モチベーションが下がる。不安を紛らわせようとしてますます勉強するから、時間がどんどんなくなっていく……こういう「魔のサイクル」にはまります。これが
「勉強主義」の人の陥る悪しきパターンです。


[3152] Re:英文読解への図解の応用は可能か?コメントをつける 削除
2003/10/15 (水) 09:59:28 黒田洋子
210.146.255.34 / Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)

あくまでも個人的な解釈ですが,mappingは左脳型の欧米式の論理思考,問題解決ツールと受け止めておりますが,久恒図解は,
日本の伝統文化を引き継いた,3次元的右脳思考型ツールと
考えております。鳥瞰図とか浮世絵とか絵巻物とか。
一冊の本を絵巻物の図解版(カラー)にして披きながら見れる
ようにしたら,絶対面白いと思います。

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