河北新報
成功への助走 点検宮城国体<下>

バリアフリー 国づくりの根幹に

 バリアフリー国体の提唱者である久恒啓一宮城大事業構想学部教授(49)=コミュニケーション論=は「宮城の取り組みが成功すれば以後の国体はバリアフリーが当然になる」と指摘する。

 さらに「男女共同社会も、国際問題も、行政改革も、バリアを取り除くことが解決の糸口。バリアフリーは福祉に限らず、国づくりの根幹となりうる理念だ」と強調。大きなメッセージを、宮城から発信することの重要性を説く。

1999年11月14日

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