県職員の意識改革を図りながら、行政サービスの向上を目指す「県民サービス向上委員会」(委員長・久恒啓一宮城大教授)の会合が先日、県庁で開かれ、県が開設しているホームページについて改善策を提案することを決めた。
会合には学識経験者らメンバー7人のうち6人が出席し、県情報政策課からホームページの概要説明を受けた。実際にホームページを閲覧した委員からは「コンセプトが明確でない」「視覚障害者のために音声情報を盛り込むべきだ」などの意見が出た。
県行政改革推進室によると、県民からも「ホームページにアクセスしたが、欲しい情報にたどり着けなかった」などの苦情が寄せられているという。委員会では来年2月を目標に、改善策を知事に提案する予定だ。
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