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図読のすすめ(2) 目次に沿って全体を図解する |
本を深く読み、頭の中への定着度を高めるために「図読」という本の読み方を紹介しましょう。
まず、本を通読します。全体としてどのようなことが書かれているのかをまずつかみます。目を皿のようにして読み進むというほどでなくともいいでしょう。気楽に黄色のマーカーを片手にポイントと思われる部分、自分にとって面白かった部分、気になった部分、わからない部分、キーワードなどに印をつけていきましょう。
通読と印つけが終わったら今度は改めて目次を眺めてみましょう。目次は著者が本全体のストーリーを教えてくれていると考えましょう。
目次は今から読む本の全体がこうなっていますよというディレクションです。いい本にはいい目次がついている。各章毎の流れがスムーズに流れるようにできている。その目次を見ると書いてあることが想像できる。忙しい人は結論と思われる部分だけ読むとか、自分が興味を持つ部分だけを拾い読みするという方法をとる場合もあります。
目次の指示に沿って本全体を図解していきましょう。それは「仮図解」の段階です。この段階では目次を中心に頭の中にあるさまざまの断片が交差し、すっきりとした図解には程遠い状態です。
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