プロの技術を知るための書籍
41ページにインタビューを掲載した久恒啓一氏は、「図で考える人は仕事ができる」(日本経済新聞社)。「描ける!ビジネス図解。」(同文館出版)といった本を書いている。前者は「ビジネスパーソンにとって図解の技術がいかに重要か」を説いた本。難解な本を読み解く、会議の内容をまとめる、会議の根回しをする、通勤電車の中でアイデアを生み出すといった様々な場面で、図を使うことを提案する。
どちらも著者が会社勤めをしていた頃に経験していたユニークなエピソードが豊富に盛り込まれていて、読みやすい。ただしその分、"応用編"というイメージが強く、図解の基本を体系的にしっかり理解したいと思って読むと、当てが外れるかも知れない。
(後略)