2002.10
図解で磨く自己表現力<7>図解、図解メモ、図解議事録のすすめ

本の構造を図解してみる
 
 本には必ず目次がついています。目次は、「今からあなたが読む本は全体がこうなっていますよ」という、水先案内の役割を持っています。目次を見れば、書いてあることの概要は大体わかります。忙しい人はその目次の中で結論の部分だけを読んだり、自分が興味を持った部分だけを拾い読みしていく、という読書をしています。
 いい本には、いい目次がついています。第一章と第二章との関係、これらがスムーズに理解できるよう流れるようにできています。目次も基本的には箇条書きの一種ですから、それで流れがわかるということであれば、よくできたいい目次といえるでしょう。いい本の目次を図解にしてみると、各章ごとの関係、章ごとのテーマ、全体として何を言おうとしているかということがよくわかります。

(後略)

郵政研究

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