久恒啓一の学びの軌跡 図解編 
第23号 2010/7/15

発行:久恒啓一
図解web:http://www.hisatune.net/

図解web探訪 第22回

図解webの楽しみ方を毎回少しずつ配信していきます。

交遊抄

  6月24日の日本経済新聞文化欄「交遊抄」に載りました。
  こういう注文にもいつでも応えられるようにと、 ホームページにも「交遊抄」というコーナーを10年近く前に設置していましたが、 実際に原稿依頼が来たときは違う人選になりました。



10年近く前に設置した「交遊抄」はこちら
交遊抄
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日経新聞に書いた「交遊抄」はこちら


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1 図解コミュニケーションの理論

「構造関係」を理解する為のトレーニング

マルと矢印で「構造と関係」を理解しよう

3■マルで囲んで、矢印で結ぶ

 次に、マルと矢印を使って図解を作る場合の基本パターンを身につけましょう。
これまで述べたように、図解表現方法はいくつかのステップがありましたが、ここでは三段階に分けて、マルと矢印の基本パターンを組み立ててみます。
この三段階の手順が理解できれば、ほとんどのものを図解化することができるようになります。

〈1〉題材の骨格をつかむ 第一段階の「題材の骨格をつかむ」作業は、題材から直接関係のない部分を削除して、骨格だけを取り出す作業です、 例えば図解35Aのようなイメージで表される素材があるとすると、その全体像から図bのように、なるべく簡単な骨格部分だけを取り出します。 この作業では、細部や不要部分をあまり意識せず、あくまでも太い骨の部分だけを大づかみに取り出すことがポイントとなります。


〈2〉ブロック中の関係を明らかにする。 次は、題材の中の「ブロック中の関係」を明らかにする作業となります。 図bでは三つの形の違ったマル〈囲み〉にわかれていますが、ここでの作業はそれぞれのブロックの中身がどうなっているのかを明らかにする作業です。「ブロック中の関係」は図cのように、少し小さめのマルを使って表します。 次の作業は、矢印を使って図解を完成させる作業になります。ブロックの中の、ブロックの関係を→で表します。

〈3〉マルと矢印を工夫して仕上げをする
 先に書いたマルの見栄えが良くない場合は手直しして、バランスの良い形に整えます。
 あるで囲む際、部分同士の関係を「並列」にするか、「分離」にするか、「包含」にするかなど、ここで最終的にチェックして、図解を仕上げていきます。

マルと矢印で「構造と関係」を理解する
(クリックすると大きい画像が見られます。)

「久恒啓一の学びの軌跡 図解編」(毎週木曜日発行)
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