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[957] 安全+サービス→安心コメントをつける 削除
2002/8/11 (日) 10:24:06 中西卓哉
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投稿2回目になります。

先生の本の売れ行きの伸びの良さ。
このまま世の中、図解がスタンダードになって欲しいです。

さて、常日頃、図を作るときに難しく感じている一つは、適切な言葉が思いつかないことです。
「図で考える〜」の中にあった、安全+サービスを包み込むキーワードとして安心という言葉があります。
この「安心」という言葉を思いつくのに、どれくらい時間がかかったのでしょうか?

適切な言葉が思いつくと、バラバラだったキーワード達が、突然、グループを作り出したりすることがあります。
こういった時は、もやもやしていたものが、すっきりして気分も良いです。
この思いついた瞬間が、対象を理解したということになるのでしょうか?
調子良いとすぐに思いついたりしますが、なかなか思いつかないときもあります。

実は、図解を書くこと自体が難しいのではなく、対象を理解することが難しいのではないでしょうか?
もっというと、理解するまで考え抜くことが難しいのかもしれません。
少なくとも、理解できたものは、図解できるはず。

図解を始めたばかりの人が、ここを勘違いすると、「やっぱり図解は難しい」と途中で止めてしまうことが多いのではないでしょうか?
真実は、「図解することによって、理解していないことが分かった」ということなのに…。
図解は、読むことが簡単で、書くことが難しい。それは、理解すること、考え抜くことの難しさだと思います。
だから、私にもできるかもということで、最初はやってみるが、途中で挫折というパターンも多くなりそうな気がします。
今まで、考え抜いてこなかった自分に気づいたとき、そこで挫折するか、それとも、考え抜くようになるのか。
それが、図解方法が普及するかしないかの分かれ目になると思ってます。

図読と図作の違いは、他人が作ってくれた答えを読むか、自分が答えを作るかの違いですね、きっと。
図は、考えることを手助けはしてくれるけど、答えを自動的に出してくれる訳ではないですから。


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