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[4277] Re:労働組合コメントをつける 削除
2004/10/4 (月) 06:13:26 久保田貢
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労働組合活動の中でのコーチングは、発想としては興味がありますが、さてどのような場合に、だれにだれコーチングするおつもりでしょうか。
私も企業にいましたときに、組合幹部をした経験があり、さて・・と考えています。書記長が、幹部に対して行うものか、また組合幹部が組合員からの職場での悩みや仕事への不満、疑問さらには退職まで考えていることに対するものであれば、今の私ならば、キャリア・カウンセリングを身につけたのが良いかと思っています。いかがなものでしょうか。
勿論、講演として色々お聴きになることに対して意見を述べているのではありませんが。
組合の為の図解冊子は素晴らしいと思います。古い体質の組合は、独特の用語を持ち、今の若い組合員には理解できないものがあるかもしれませんし、労使関係なども図解化すると分かり易いでしょう。
私は、労使関係の「化学平衡論」を労使協議会の席で話したことがあります。化学平衡は、外見はバランスがとれているが、実は、双方の活発なコミュニケーション、意見の交換があってこそ、成り立っている、ことが言いたかったのですが。


[4293] Re2:労働組合コメントをつける 削除
2004/10/10 (日) 10:22:48 佐藤 要
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アドバイス、本当にありがとうございます。
組合としてコーチングを学びたいと思った理由はいくつかあります。
まずはじめに、職場環境の現状についてです。
問題点とされているのは@人員削減により業務過多となり、改善に向けた「話し合い」ができていない。A成果主義人事が導入となり、個々の成果能力により処遇に差がつく現状にある。目標設定、成果のフィードバックに「話し合い」ができていない。B以上の問題点を主因として、「メンタル」面の不具合が生じている。
そして何よりも、現在の厳しい環境に立ち向かう企業の組織面として、個々人のモチベーションが低下してきているということです。
本来、ものの本では、「コーチング」は「部下に対する指導方法」として論じられていることが多いようです。
当方の組合員のくくりは、大きく「役席」と「一般社員」に分けられます。指導者としてのコーチング技術習得はもちろんですが、若い社員としての「上とのコミュニケーション」また指導者としての成長のために、これを学ぶきっかけを作りたかったのです。
「改善」「課題解決」のために、双方のコミュニケーションスキルを身につける必要があると感じました。
組合の役割も以前のものとは、大きく変わってきています。
ただ、相互の信頼関係は重要です。それは、組合員同士、労使関係も同じです。
「話合い」を充実し、実感できる形で組織風土を整える必要があります。
「図解」については、教育面、労使交渉面で取り入れることで着実に効果がでてきてます。久恒先生の言うとおりでした。いっそう、勉強したいと思います。図解冊子も実現に向け、進めます。
久保田様のご意見の中で、「化学平衡論」がありましたが、それについて、もう少し教えていただければ幸いです。
不勉強で私はその語句を初めて聞きました。
私も書籍を探してみます。
本当にありがとうございました。これからもご意見、ご指導をいただければと思います。

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