平成十一年度『図解表現と私』
前期は一度も休むこと無く出席した、数少ない講義の一つだった。とても興味を持つことが出来、図解表現という今までの学校生活に無かったことを学べ、これからの勉強にとても役立つことが分かった。ほんの数ヶ月しか学べなかったが、自分で色々なものを図解することに挑戦したいと思います。2年生になれたら、ゼミに参加し、もっと深く学びたいです。 図解表現を学んだことは、ただ相手に伝えるための図解表現技術を学んだことのみにとどまらず、図解表現にであった際、それを理解する能力が身についたことになったともいます。つまり、図説等に対して、その図の表面的な部分だけでなく、隠されている意図まで読み取る力がついたと感じるわけです。 最初の頃は、かなり抵抗感があった。今までずっと長文ばかりと慣れ親しんできていたからだ。でも、今回まで講義を受けてみて、「実は図解っておもしろい」と思うようになった。まだまだ進歩はしていない。いまだにイラストっぽくなってしまう。でも、図解は新聞など身近なところにテーマとしてつかえるものがあるので、時々やっていこうと思う。将来、私は保健室の先生になりたいので、そういう場面で生かしていけたらいいと思う。 回を重ねていくうちに、だんだんと描きやすくなってきたように思います。図解を主とする授業などは今まで受けたことが無かったので、毎回、新鮮で興味深い気持ちで図解に取り組めました。初めの頃は図解のテーマとは関係ないイラストなどを入れてしまったことがありましたが、イラストもテーマと関連づけて有効に使えることを知りました。図解の力は他の教科やこれから医療の現場に出て行く上でどこかで役に立つものと思います。特に患者さんに何か説明する時などは、非常に役立つと思うので、様々な分野で活用していきたいと思います。 図解されているものを見ると、頭に入りやすいと思う。図解は見やすくまとめられていて、かつ情報がきちんと入っていなければいけないと思うが、自分ではなかなかうまく描けなかった。図解する技術が身につけば、自分が伝えたいことをもっとはっきりと他の人に分かってもらえると思う。それと、他の人に伝えるためだけでなく、自分のかなで何かをまとめるのにも役立つのだから、もっと頑張って良い図が描けるようになりたい。 普段の勉強で簡単な図を使うようになりました。それによって長々と書かれた文章を理解できるようになりました。 前期この講義を受け続けて、図というもの自体は、あまり納得いくものができなかったように感じています。でも、変わったこともいくつかあります。一つは何か文章を読んでいる時に、自然に頭の中で図を用いて理解しようとしていること。また、加えて文章を読むことの抵抗感も少しは減ったこと。講義の中で進歩したと感じることはあまりなかったことに比べて、日常、このように、ふとした所で、役立っているということに気付くことは何度もありました。きっと図を描くことの進歩が感じられなかったのは、私の努力不足だと思います。ただ、図解表現という伝達の手段を知ることが出来ただけでも、将来役立つことは間違いないと思うし、自分次第で活用法は広げられるのだろうと思っています。
図解表現の技術を学習してきたわけだが、他の人の図解を見たりして、私自身はそれほど図解表現が上達したように感じられなかった。しかし、表現上ではうまくできなかったが、長い文章を書く際に、自分自身の理解のため図解してから文章を書くという技法は役立ったように思う。 初めは図解表現がよく分からなくて、図解というよりは絵や文章になっていましたが、今は初めに比べたら、図らしくなったかなと思えるようになりました。
図解すると自分が理解していないとうまく描けないので、文章を理解する能力も身についたような気がします。 図にしたほうがわかりやすい。これは、そのとおりだと思う。そして、自分も他人に分かりやすく伝えることができるため、自分に分かりやすくするため、図をどんどん使いたい。ただ、図ばかりの多用だと、人間のように不安定な部分を表現できない。視角人間になってしまいそうになるので、文章とうまく組み合わせた使い方をしたい。 明らかに、この講義を受ける前よりも文章を怖がらずに受け入れることができるようにいなった。理解力を高めるためには、こんなにも図が効果的だとは分からなかったけれど、それに気付くことができて、本当に良かった。これから、いろんな場で取り入れていこうと思う。 文章読解の苦手な私ですが、図を描いて読み解いてゆくという作業の中で、今でも苦手ですが、少々読解力がついた気がします。図で表現することによって、自分の考えも、プラスで入れることによって、理解度も高まったと思います。 私は文章を読むのが苦手で、いつも文章を理解するのに苦労していた。でも、今回図解表現について勉強することによって、いろいろな知識が身についたと思う。初めは苦労してどうなることかと思ったけれど、今は、この図解表現の技術を少しはマスターできただろう。だから、これらを今後色々な面で生かしていきたいと思う。そして、みんなにこの技術を少しでも教えてあげられたらいいなぁと思った。 色々な情報を図解として表現するというのは、私にとって初めての経験だったので、とても新鮮だった初めの頃は、自分の中で図の構想を練り上げるだけでも苦労していたが、数をこなすにつれて、徐々に上達することができたように思う。しかし、自分の図がパターン化してしまい、同じような図になってしまった。この授業は受け身ではなく、積極的な態度で取り組むことができ、これからの自分に役立っていくと思う。 自分でどのくらい上達したのか、実際のところよく分かりません。しかし、全く何もやらないよりは、絶対、図解表現術が少しは身についたと思いたいです。
図解について今まで学んだことがなかったので、自分がどのくらいまで図解が描けるようになるかとても興味があった。はじめから自分で図を描くので習うより慣れろみたいでよかったと思う。 最初の授業で「理解」「企画」「伝達」の図を見た時あいまいだった。これら三要素がどれが欠けてもいけないという考え方がかなり分かったと思う。他人に分かりやすく、かつ簡単に明瞭に伝えるには自分が一番理解していなくてはならず、それを支える発想も必要不可欠であると思う。新聞やTVをみていても、図が気になるようになってきた。身近なものとして図解があるようになってきていると思う。 この講義で、初めて図解表現に取り組んでみて、絵と図解の違い、図解の奥深さ、文章と図の関係など、多くの事を知った。初めての試みで戸惑うことも何度かあったが、慣れていくに連れて、図解のよさ、多くの者を読んで図にする力が、少しずつ身についていっていることを実感した。そして、その後の段階として、他人の図への批判など、自分の図以外のものを批判し、自分のものにしていき、自分の考えを作り上げていくことができた。しかし、まだまだ、自分の考えというものが固まっていないということにも気付かされた。文章力もアップしたかどうかは不安が残るし、まだ、始めて間もない図解をここで、すっぱり使わなくするのももったいない。
小学校入学と共に本の虫となった私には図解はとても新鮮に感じた。ただ、先生の講義はある程度の国語力がある事が必須になっているような気がする。キーワードの掘り起こし方と、その関連付けのしかたについて最初のうちにもっと詳しくやると分かりやすくなると思う。
今まで、様々な文章を読んできた。しかし、今まで図を見てきたという記憶は全く無かった。きっと文章と同じくらい多くの図を見てきたはずなのに、心に留めることが無かったからだと思う。だから、今回、この「情報表現論」という講義で始めて図解というものを知った。自分で図を描くのも初めてだったと思う。だから、私にとっての図解とはまさに新しい発見だった。新聞などのゴチャゴチャと細かい文章は読む気すら失せる。それを図解にすると、あんなにサッパリしているのに、文章より分かりやすいことも分かった。自分の作った図が他の人に分かりやすいと思ってもらえたら、と思いながらいつも作成していた。図解はとても楽しい作業だった。ありがとうございました。
図解表現を13回受講して、一番の感想がノートを取ることが楽になった。かつ、見直してもわかりやすかった、ということです。 今まで13回の授業を受けて得た結果は図解表現はあくまで手段に過ぎないということです。例え上手に図解表現できても、それをフォローする説明と文章が無ければ相手に伝えることが出来ません。かえって、この授業を受けたことで、今よりももっと相手に伝える難しさを感じるようになりました。
今まで:一つ一つのファクターをひろい読み、なんとなく理解。 出会ってから:事柄を体系的に理解できるようになった。 似通ったもの・関係性のあるものを選び、関連させていく。 より深い理解が得られる 。 この授業を受けて、図解の分かりやすさや、文章と比較しての"楽"(らく・たのしさ)が実感できた。大学のレポートは文章を中心とするものが多いようだが、図でもOKにしてもらいたい。そうすれば先生方も見やすいし、学生の主張も明確に受け止められるのではないかと思う。 |
戻る |