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大学と学生 特集・大学と教員
「キャリア開発のすすめ」

(前略)

 この十数年日本は考えることをあまりしませんでした。全部アメリカやヨーロッパの物まねです。日本は復活するはずはないと考えています。従ってキャリアについては是非自前の、そして自分の企業の、自分の地域の、あるいは自分の大学の理論を作るべきではないかと思います。それを実行しないかぎり、また流行がくれば同じことになるのではないでしょうか。大学で教えていること、そして仕事をしたことの結果から、そのように思うようになりました。

2003.7.10
文部科学省高等教育局学生課編
キャリア開発史 久恒啓一の紹介