「自分で考え行動を」ビジネスマンの理想の姿を提示 久恒宮城大学教授
「他人に習うのではなく、自分自身で考え行動せよ」。宮城大の久恒教授(五四)は説く。著書「できる人になるには勉強してはいけない!」で、民間企業に勤めた自身の体験を踏まえ「できるビジネスマン」像を提示する。
「マニュアル型人間」なる言葉が流行した。久恒さんが厳しい目を向けるのはそういう勉強好きの日本人だ。
「ただひたすら勉強していると、他人が考えたことの『まね』や『パクリ』をしようとする力学が働く」「集中して自分の問題に当たれなくなる」などと弊害を指摘する。
(後略) |