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宮城大生 加美町民に町の満足度調査
合併前より4割減

●調査
 住民意識調査は、宮城大事業構想学部の「顧客満足ゼミ」の学生住人が昨年十一月に実施。中新田、小野田、宮崎の三地区で聞き取り調査士、計二百七十五人(中新田百十九人、小野田と宮崎は七十八人ずつ)から回答を得た。

(中略)

●提言
 聞き取り調査をまおに、学生たちはまちづくりへの提言をまとめた。1:学術機関との連携 2:馬車・牛車で回るツアー 3:クラシックを聴かせながらの野菜栽培 4:農作物の移動販売 5:高齢者を支援するコミュニティビジネス− などに取り組むよう求めている。
 ほかに、町のシンボル・バッハホールを生かしたまちづくりとして「バッハタウン構想」を提出。役場にバッハの楽曲を流したり、町の広報協力者として「バッハおじさん」を選出したりするといったユニークな提言が盛り込まれた。
 ゼミ長を務める近藤誠朗(22)=三年=は、「行政が、目指すのは住民満足の向上に尽きると思う。みんなで知恵を絞って楽しい提言をしたので、参考にしてほしい」と話している。
2004.2.29
河北新報

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