東北電力は、東北開発研究センターに委託した調査「地域力を高める地域ブランドのあり方」の報告書をまとめた。誇りと自信を持って住むために、地域が固有の資源を活用して魅力を創出し、価値を高める「地域ブランド」の必要性を指摘。自然に恵まれた東北の地域ブランド形成に向け、経済性だけではない真に豊かな生活スタイルを示す方向性を提言した。
(中略)
調査分析は、道センター内に二〇〇四年度設置した地域ブランド研究会(委員長・久恒啓一宮城大教授)が担当。大分県湯布院町など地域づくりの全国の先進事例や、会津若松市など東北の取り組みを調査しまとめた。 |