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第四回 「仙台の時間・東京の時間」

タイムコンシャスライフのすすめ  第四回 「仙台の時間・東京の時間」
 スピード・スリル・サスペンスと3拍子揃った東京でのビジネスマン生活を捨て、仙台に家族で引っ越してから早いものですでに8年経った。最初は大学の建学という一台事業に参画したが、5年目あたりから東京での仕事も増えてきて、最近では仙台・東京間を東北新幹線で往復する機会が多い。朝食を自宅で食べて仙台から8時15分の新幹線に乗ると、9時51分に東京駅に着き、10時から仕事をしたり人と会ったりして、16時56分に乗ると、18時37分に仙台駅に到着するから夕食は自宅で摂ることができる。1時間半強の時間距離となった今、仙台に住んでいるということは東京の郊外に住んでいるのとほとんど変わらなくなった。

(中略)

 仙台は豊かな自然に接することができ、はっきりした四季の移ろいを感じることができる。そして、東京都の絶妙な距離感など都市環境層において得がたい位置を占めていると感じる。
 この街で生活していると、「時間」について考えさせられることが多い。
2005.5
自分時間
キャリア開発史 久恒啓一の紹介