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第3回「本物の日本人」に出会うために
福沢諭吉 今日も生涯の一日なり
郷里の偉人・福沢諭吉先生の旧居には、子供の頃から何回訪ねているだろう。2005年の正月に久しぶりに訪問をした。豊前中津藩の下級武士であった実家の土蔵の2階にある勉強部屋を覗く。5畳の部屋に木の書見代が置いてある。ここで若き福沢は勉強に励んだ。
(中略)
「大観院独立自尊居士」という、その人生を象徴する見事な戒名を持つ福沢諭吉は1901年に68歳でその「賑やかな」生涯を閉じた。
2005.12
ほんとうの時代