ところが、白書をちゃんと読んだり活用している個人は意外と少ない。白書の有用性とともに問題点を指摘するのは、宮城大学・事業構想学部の教授、久恒啓一さんだ。久恒さんは30冊以上に及ぶ各『白書』を図説でわかりやすく解説した『大胆図解・日本の白書』(同文館発行)などの著書をもっている。
(後略)