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第11回「本物の日本人」に出会うために
森鴎外
何かほんとうの生き甲斐のある生活が
他にあるはずだという思い思いしつつ、
もうかなりの年になってしまった
森鴎外 何かほんとうの生き甲斐のある生活が他にあるはずだという思い思いしつつ、もうかなりの年になってしまった
 文京区立鴎外記念本郷図書館を訪ねた。 子供連れのお母さんや、子供一人できているケースも多い。

(中略)

 「私は長いこと、本職の余暇にいろいろな文学活動もやってきたが、それをほめてくれる人はいなかった」と嘆く鴎外は、夕食後、部屋で横になり。12時に起き、午前2時まで創作や翻訳に励んだ。鴎外の厳しい生き方には、もっと陽があたってもいいと思った。

2006.8
ほんとうの時代
キャリア開発史 久恒啓一の紹介