はじめに
図解とは何か。それは、相手とのより良いコミュニケーションの手段であるということは、前回の特集(2007年2月号)で解説しました。お客さまとの会話の中から情報収集し、それらを図解して示すことにより、お客さまの理解は格段に深まり、自然とニード喚起につながってきます。そして、次のステップである提案へと無理なく進めることができるのです。
近年はコンプライアンスの規制がますます厳しくなり、データの管理にも慎重な対応が求められています。とはいっても、お客さまから情報を得られなければ、ニーズに合った保険商品は提案できません。そこでお客さまと一緒に図を描きながら現状を整理し、将来への備えに対する考えを聞き出すという、情報収集手段の一つとして図解法を活用してください。ここで紹介する図解フォーマットを頭の中に入れておいて、お客さまとコミュニケーションの中で、図解を膨らませていくと、必要な情報を得られるのと同時に、お客さまとの共同作業という過程の中で信頼関係も築くことができます。
(後略) ブログ 「今日も生涯の一日なり」 2007年11月2日「生命保険業界の情報誌「ベストプランナー」の図解特集---「図解でニード喚起!」を監修」 |