1年間に500時間は自分だけの自由に使える
「私が時間管理について目覚めたのは30歳をすぎてから。それまでは残業も当たり前の毎日でした。しかし、本当に仕事のできる上司と出会い『この人みたいになりたい!』と思うようになった。それが私の時間管理法のスタート地点ですね」
久恒氏は自らがスケジューリング、時間管理の大切さに気付いたきっかけをこのように語る。
「才能ある人は、仕事そのもののスピードが速い。だけど、私たちのような凡人にできることは限られています。しかし、前もって準備しておけばどうでしょう。つまり、仕事が始まる前にしっかり予定を立て、連絡事項を済ませ、新しい情報も集めておく・・・・・・といった具合です。そのための時間が、電車での通勤時間なんです」
(後略) |