会議についての本はたくさん出ているのに、なかなかうまくいかないのが会議というものです。どうしたら「もめない会議」ができるのか、会議をタテとヨコという切り口から考えてみたのが本書です。
タテの会議は組織の上から下へと情報が流れる会議を指し、理解と伝達が目的です。通達会議などがこれにあたります。
一方、ヨコの会議は情報が多い方向に流れます。企画会議や新しいプロジェクト会議などがそうです。ヨコの会議はタテの会議よりも難しい。部署や部門をまたいで合意形成をしなければならないため、議論がバラバラになりがちなのです。
(後略) |