「藩士としての重責を担いながら、学者や画家としても活躍した渡辺崋山は、”マルチサラリーマン”のかがみといえる。ただ彼も、才能を開花させたのは人生の後半です」 こう話すのは、「遅咲き偉人伝」(PHPエディターズ・グループ)の著者、久恒啓一氏だ。
(後略)