図解コミュニケーション
「図読」という読書法は、論理的な本を対象としています。思想、哲学、ビジネス書などが主たる対象ですから、文学作品は今のところ対象外です。
仕事は基本的には論理であり、仕事の積み重ねがキャリアですから、図読はキャリア形成に役立つための方法です。何のために本を読むのか。それはいかに生きるか、いかに働くか、を考えるためでしょう。
教養を身につけたいと思って、先生や先輩にどうしたらいいかと聞くと、答えは決まって「本を読め」でした。考えてみると今まで膨大な本を読んできました。しかし読んだ本の内容はすぐに忘れてしまう。本棚をみると同じ本が存在していることもあります。内容はもちろんですが、その本を読んだことさえ忘れて買い求めているのです。
(後略) |