平成十年度『図解表現と私』

事業計画学科 2年
  この授業を受ける以前は、図解表現について深く考えたこともなければ、気にかけることもなかった。しかし今では図解表現の大切さと重要性が身にしみて感じられた。 図解は難解なものを簡潔に整理し、考える力を与えてくれる、また自ら図解を描くにより、文章理解、頭での整理、図解化といった経緯をたどるための頭の活性化が図られて、理解度が非常に増す。このことを思っても今図解表現を学んで本当によかったと思っている。今後今まで学んできたことをいかに自分で使いこないし、また技術を身につけ社会に出て戦略の一つとして使うかが楽しみある。そのためにも日々の出来事や記事で興味を持ったものや刺激を受けたものの図解かを試していきたいと思った。

デザイン情報学科 1年
  私はこの講義を通じて図解というものをもう一度違った視点から見直す事が出来た。社会の教科書に載っている図解なども、今までは何気なく見ていたのだが、今はその図解からいろいろなことが見て感じ取れるし、また自分の頭の中が整理しやすくなった。おまけに図解にすると講義のノートも取りやすく、さたにその時点で整理されているので、後になって見直しやすいということも分った。 今後この講義が人生に有益に働くことは明らかだ。

デザイン情報学科 1年
  四月に図解を始めてからこの七月までに本の図の見方が段々と変わってきた。本の文章を図に変えようとする頭が出来てきた。 文章は図があってこそ際立ち、図は文章があってこそ際立つのだと思う。 この授業で自分が学び取った図解の能力を身近なものにどんどんと生かしていきたい。

事業計画学科 2年
  昨年「知的生産の技術」の講義を受けて図解に興味を持ち、今年情報表現論を受けました。図解を使うとただ文章で書くよりも記憶に残りやすく、もっと早く図解を学んでいればよかったと改めて感じました。この講義の中でも様々な図解とであい、かなりの刺激を受けています。 これからも図解表現を役立てて行きたいです。

事業計画学科 2年
  私は単純な人間なのだが周囲からは複雑に見られているのかもしれない。よって私を理解するには図解を有効利用するのがベストでしょう。 私を分ってもらうために図解入りの名刺を作ったら楽しいかもしれないなどと思いました。写真入の名刺があるのなら図解入りの名刺もあってもいいですよね。

事業計画学科 1年
  初め、この授業「情報表現論」を取るつもりはなかった。別に理由はなかったのだけれど、とにかく取るつもりはなかった。しかし(とりあえず、お試し期間だから、取るつもりないけど出てみよう)と思い立って、授業に出てみた。そしたら!!おもしろくて驚いた。これは取らなきゃ損だと分ってすぐに履修変更しにラボへ行った。 図解については、頭の中で整理されるまではなかなか手につかなかったけれど、始まったらもう手が止らなかった。毎回毎回図を書いていても、なかなか上手くならず困り果てた。しかし、最近少しずつだが、上手くなってきたと自分では思っている。雑誌や新聞などを見ると、図を探すようになったことは驚きだ。今までの私なら、そんな事は考えられなかった。「情報表現論」の授業や久恒先生のおかげだとしみじみ思っている。 レポートなどを図解でかけたらいいなぁと最近考えているところだが、うまくいっていない。いつかは図解でレポートを書いてみたい。これからは「自分が関心を持ったもの」は図解して友人、家族にプレゼンしてみようと思う。

デザイン情報学科 1年
  情報表現論。最初この言葉をきた時、どんなことをするのだろう?とわけの分らないまま、月曜の目覚ましの講義として参加した。 一回目の講義でもうひきつけられた。この講義はプレゼンテーションや表現が苦手な自分にはぴったりだった。もちろん、図で表現したりするのは初めてだったから最初は困惑した。しかし、とにかく何でも紙の上に描いてみることにした。すると、その図の不備なてんが次々と発見でき、また、分らなかったところが理解できるようになった。 気がつくと、日常で文章などを図解するようになっていた。自分でもすごい進歩だと驚いている。この後英語のプレゼンがあるのだけれどそれにも役立つのか?ちょっと違うかもしれないが。

看護学科 1年
  一回目から今まで自分の中では上手になってきたと思う。描いた図を見ているとあんまり変わっていないような気はするが、回をおうごとに頭の中で"こう描こう"と思い浮かんでくる時間が短くなってきたように思えた。でも、自分では「描けた」と思っていてもいざ他の人にそれを説明するととなると、どういう順番で説明すればいいのか分らなくなり、自分自身でさえ分らない説明になっていた。 十一回目にした「未来観光」に関する話し合いで、2年生と話した時、図がとてもきちんと描けていて説明も分りやすかった。いろいろと直してもらった。少しつけ加えただけで分かりやすい図に見えた。
  この講義を受けて、下手なりにもレポートを書く前に図にしてみたりとかいろんな場面で"図にしたら分かりやすいかな"と頭の中で図にしてみたりなどして、今まで図なんか関係ない、私には必要ないと思っていたのに、身近なものになっているような気がします。 これから、いろんなことに使ったりなどして上手になっていきたいと思います。

事業計画学科 2年
  この半年の授業では意味のある図解と、あまり意味のない図解があったように思える。記事や何か文章をまとめるために図解を用いたり、自分の考えをまとめるために図解を用いることはよく解ることである。しかし、自分の友達関係を図にしたところで「だからなんなの」という気が私はしてならなかった。自分という人間の図解表現ならば自己紹介というプレゼンに役立つものである。しかし、自分の友達関係を図にしたところで使い道がない。そういった使い道のないものを図解表現することは、ナンセンスであると私は感じたのである。 私は図解というものは自分の考えをまとめたり、後で自分が見て分りやすいように文を簡略化したものであるという認識を持っている。そのため、他人に見せるための図というものを描くことは、非常に困難なことであった。
  しかし、まあ、それなりにこなしたつもりである。 ところで、私の評価について。ほぼ毎回出席しており、アンケートも適当に先生をよいしょするものでもなく、図もそれなりだったと自分では思うので、当然Aであろうと確信しております。
  しかし、この感想も図解で書いてみようなんて考える人がいるんでしょうかね。

デザイン情報学科 2年
  授業を受け、図解を何回か描いてきましたが、回数を重ねるごとに自分でもうまく書けるようになったなぁと思いました。 文章を書くのはあまり得意ではありませんが、この授業では図を中心に進めているので、絵を描くのが好きな私としては、楽しい授業でした。 政治のことなど、一見難しそうな内容の記事でも図に表すことにより、誰にも分りやすく表現できるということを知りました。

事業計画学科 1年
  私はこの授業が回を重ねるごとに嫌になっていった。毎週毎週サボりたくて仕方がなかった。先生が毎回くれるプリントに載っている図や、プレゼンに触れるたびに自分の能力なさが身にしみてくるようだった。特に「宮城大学の理念」のプレゼンの時、私は社会人学生の方々と同じグループになった。私の図は幼くて、プレゼンが恥ずかしかった。実際にプレゼンしたとき、いいと言ってはもらえたが、納得いかなかった。その後2回描き直しても図は納得いかなかった。図を描くのが嫌になった。サボってしまおうと思ったけれど、ここでサボると自分の能力が本当にこれまでなのか、それでは悔しいと思ったので結局一度もさぼらなかった。やっと最近図が図になってきた気がする。ここで終わりにしてしまうと、今までのことが無駄になってしまう。これからは誰にも意見を言ってもらえないが、図とはうまく付き合っていきたい。

事業計画学科 1年
  13回の授業で、自分の紹介から政治まで結構幅広くやってきたけど、やっぱり自分のこと身近なことについてのテーマは描きやすかった。「インドネシア危機」「参院選各党の主張と公約」 はもともと興味のない分野だったので、最初嫌だったけど、新聞の記事を読んで、キーワードを探しながら図解しているうちに、だんだん今までまったく知らないでいたことが分ってきて楽しかった。「参院選」を図解するために記事を読んだこと、実際に図解してまとめてみたことは、本当に自分のためになっ他と、一週間たった今になって実感している。
  もう一つ、「宮城大学の理念」を三回にも分けて文章化し、図解の修正をしたことで、今までの自分の中での宮城大に対するイメージ、考え方と実際の宮城大学の姿を比較していったことで、ますます宮城大の魅力に引き付けられ、「理念」を図解してよかったと思いました。それに、はっきり図解して明示できる「理念」を持っている大学は素晴らしいと思う。
  プレゼンをして、自分の図解を説明することはもちろん、他の人のいい図を見たり、説明を聞くのは本当に意味のあることだと思う。
  一回も休まずに授業に出席したけれど、あまり上手な図解は描けなかったけど、すごく進歩できたと思う。頑張った自分にAをあげたい。

事業計画学科 1年
  今回、この授業を取ってよかったと思っている。なぜなら少しでも文章を図におきかえられるようになったからだ。他人が書いた文章であっても、自分が書いた文章であっても、図にするにはきちんと理解することが必要だと知った。絵を描くことが苦手な私でも図は得意になれるかもしれないと感じた。 また、もう一つ勉強になったことがある。私は何人かの人がみんなの前で「宮城大学の理念」をプレゼンテーションしたのを聞いた。あの時感じたことであるが「プレゼンは難しい」ということだ。文章をそのままみんなの前で発表することはプレゼンする人にとって楽だが、聞く人にとっては分りづらいことがあると思う・図でプレゼンすると、その逆だと感じた。プリントが一枚わたされて、そのプリントを見ながら聞くととても分かりやすかった。
  しかしプレゼンする側は大変だ。中心から5方向に矢印が出ている、こんな図があったとする。真ん中がもっとも大事なことであるのは分るが、小さい丸に向かう矢印をどの順番で説明するか迷ってしまう。それは同じ小さい丸の中でもどれがもっとも大切か知る必要がある。これこそ図を本当に理解しなければいけない理由かもしれない。
  自分の図を用いて自分の考えを他に伝達できることが大切だ。それがこの授業で学んだもっとも大きなものだと思う。
  3,4回休んでしまったけれど、図は頑張って描きました。自分をBと評価したいと思います。

看護学科 1年
(1) 大学での初めての選択授業で大きな期待を胸に出席した。人数の多さにびっくり。確か日曜日に救急で病院にいっていた。
(2) 二回目の授業でさっそく図解して、面白さと難しさで戸惑った。
(3) 私の友達関係では小学生の頃の思い出が浮かんできて楽しく書く事が出来た。けど図解の内容はいまいちだったはず。
(4) 図解プレゼンは頭の中に図解があったのでとてもやりやすかった。そして初めて図解の大切さを学んだ気がした。
(5)
~(12)図解をそのプレゼンの繰り返しで、やればやるほど図解の大切さand難しさを思い知らされた。また、自分の図解レベルが他人と比べて低いと思うことが悔しくてたまらなくなってきた。 最後にこの授業で学んだ図解を利用してテストに向けて頑張りたいです。じこひょうかはAかな。なぜなら一度も休むことなく出席したからです。ありがとうございました。

看護学科 1年
  先生の講義はいつもexitingでいつも自分自身を発見させられることが多かった。そして今まで分らなかったことを、どのように理解していたらいいかという道筋が出来ました。 大学に入ったばかりの私は本当に「無」の状態でしたが、前期が終わり、答えが分らなくても、「考えていく過程」をゆっくりと経ていくと、次第に何か答えのようなものが見えてくるようになりました。私自身すごい成長ぶりだと思います。これも「図解表現」に出会う事が出来たからです。
  講義の内容で特に関心を持って作業したのが宮城大学の理念です。開校二年目で、まだ発展途上の時期で、入学以前は分らないことが多かった。私は看護学部については他の大学と比べたりしながら、パンフレットのみで受験したものです。考えていたこととは違ったり、他の人と比べたり、プレゼンをして、理念らしきことが多少分かりました。しかしながら、理念を完成させていくには課題もあると思います。
  身近なテーマから新聞の内容へと幅広く作業する事が出来てこれからの生活に生かしていくガイドラインが出来たと思います。ここで終わらせてしまうのでは意味のなくなる講義だから、続けていきたいです。

デザイン情報学科 1年
  自分はあまり出席していなくて、ちょっとヤバイかもしれないが、図解表現の概念はおおよそつかめたと思う。これがきっかけになって、もっと図解について考えるようになれば、自分で表現できそうだ。イラストについて興味がある。 自分の考えていることを表現するのはとても難しいが、その第一歩を踏み出せたので、ためになったと思う。

看護学科 1年
  私は図を書くのが下手なので、初めの頃はすごく抵抗を感じました。自分の描く図に満足が出来ずとても苦しかったです。でも何度も挑戦していくうちに、だんだんコツがつかめ、図を描こうという意欲がでてきました。今考えると初めの頃の自分の図はとてもわかりにくく、先生がその図を持っているなんて・…と、とても恥ずかしいです。最後の講義となる今日、「参院選各党の主張と公約」で描いた図が発表されて、とてもびっくりしているし、とてもうれしいです。図解表現はとても難しい技術だと思います。先生は右脳と左脳がバランスよく働くとうまく書けるといっていましたが、本当にその通りだと身を持って感じています。今回この講義で身につけた感覚を忘れないように、これから、バンバン描いて、使っていこうと思います。

看護学科 1年
  図解は"考えること"というのが実感できた。全然考えないでいると、手が動かないし、まとめることもすごく難しくて、特に「宮城大学の理念」や「観光」、「参院選」など、文章から図解にするものは線を引いたりするだけでなく、自分で考えて流れをつけなくてはいけないのでもっと難しくなりました。
  自分の図は、自己満足になっていないか、どこか足せるところはないかと考えても結論が出せずに終わったものもあった。もっと個人の図を見てコメントをいっぱいして欲しかった。友人や周りの人だけじゃなくて、先生のコメントが聞きたかった。一方的に出すだけになりがちだと感じた。 今度はもっと少数でやりたいなぁ。でも、図解がこんなに奥深いものだとは思わなかった。
  これからもっと図解に目を通していこうと思った。

デザイン情報学科 1年
  この授業を通して、図解表現とは自分の知りたいこと、伝えたい事を分かりやすく、簡潔にする技術だと分かった。初めのうち、それほど難しいことだとは思わなかったが、回が進むにつれ、人に伝わる図解を描く事は難しいことだと感じた。それは、新聞や、雑誌で見る図解についても同じだ。よい図解は別に努力しなくてもスーっと入って来るが、悪い図解はいくら読み返してもうやむやに終わることが多い。私の図解も進歩していると思うが、点数をつけたら50点ぐらいであろう。
  図解を勉強すると自分の知りたい事件の情報が自然と目にとまるようになったと言われたが、確かにそう思った。特に"インドネシア危機"の図解をした時は、新聞にもテレビにも敏感になった。これからもこの授業を生かして、論理的な思考を養いたいと思う。

看護学科 1年
  この講義を通して、図解が本当に偉大なものだと分かった。文章を読むだけでは、すぐに右から左でなかなかつかみきれないけど、図解は形や大きさによりその重要さなどが一目で分かり、理解しやすいと思う。 逆に文章化する時も、まずは図によってまとめることで今まで苦労していたこともすんなりと書く事が出来た。これからのレポート作成にも役立ちそうで、この講義を取ってよかったと思う。 ただ、自分の知識が少なくて苦労したてんも結構あった。常に情報を取り入れる努力をすることも必要だと思った。

デザイン情報学科 1年
  おそらく私はDです。ちゃんと出席しなかったからです。でも出席して提出した図は頑張ったと思います。図解は、一つに表現方法として、今まで考えつかなかった事でした。だからこれから何かに行き詰まったら自分を分析して図解(実際に図に描かなくっても)してみようと思います。曖昧なことをはっきりさせるのはけっこう日本的に苦手だと感じます。
  図解は合理的です。合理主義な自分としては、やっていて実はよかったです。

看護学科 1年 伊
  この講義を受けたことによって、図に対する考え方のようなものが変わったと思う。今までは、図があっても何も考えずに見るだけだったのに、今はすごく興味を持って上手いなーとか考えながら見るようになった。図は本当に分かりやすく、とてもいいものだと思う。
 私みたいな文章を読むのが苦手な人にとっては、図によってなんか説明してあるというのは、とってもありがたい。だからもっともっと先生の講義をたくさんの人が受けて、影響されて図が増えればいいと思っています。
  これから、この講義で学んだことを生かして、いろんな事に図を利用していこうと思います。

看護学科 1年
  この講義を通して図解の大切さが分かりました。文章で表現されるよりも図解で表現したほうが分かりやすいし、見やすいと思います。私は最初から今まで一応全部出席しましたが「進歩したのか」と問われると「はい」とは言い切れません。あと一歩のところで終わってしまうのがいつもでした。これからは授業としてはありませんが、日常で図解を使う時が多々あると思います。だからその一歩を前に進んで図解を完成させたいと思います。

看護学科 1年
  この授業を受けて初めは"めちゃめちゃ事業構想の授業"とか思いました。"図解でレポートが上手く書ける"とか言われたので、授業を取ってみましたが、レポートには図を描けないしどう活用していくのだろうと思いました。もともと、図を描いたりするのが苦手な方だったので、どのくらい上手くなるかドキドキしました。
  でも図解にはレポートを書くためだけじゃなくて、視野を広げたように思います。やはり、新聞や雑誌は、図があるほうが読みやすく、分かりやすいし、理解も深くなると思います。将来、看護婦になった時、相手に理解してもらうために活用していけるのではと思いました。図を見て理解しようとすることや、注目できるようになってよかったと思います。
  後、私は10回授業に出てますが、1回アンケートを出し忘れてしまいました。Aにしてください…。

看護学科 1年
  今までこの授業を受けるまでは、文章は文章としてそのまま理解するべきものとして考えてきた。それがあたりまえとして考えていたし、それ以外の方法があるなんて考えもしなかった。しかし、授業を受けてからは、今まで読む気も起こらなかった難しい文章の読解も、そのやり方のコツってものがあることに気づき、努力するようになった。
  自分の中でも、日常ふとしたところに描かれているずについて「いい」とか「わかりにくい」、「悪い図」とかかってに評価している自分に変わってきたと思う。
  確かに、文章を自分の中で理解させる、また、人に理解させることは難しいことである。そして、その方法も人によって違うし、様々な方法があってよい。しかしどうせするなら、より簡単に、より楽しく行ったほうが勉強になるし、自分の力となっていくのではないか。 これからもより精進して、自分の図解表現を確立していきたいと思う。

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