『図解コミュニケーション全集』第3巻実践編では、「図解コミュニケーション」を構成する「よむ・考える・かく」にかかわる著書4冊を中心に収録。
T.「図でよむ」では、『図解で読み解く! ドラッカー理論』を取り上げました。「マネジメントの発明者」と呼ばれるP・ドラッカーの著作にはビジネスのヒントがたくさん詰まっています。しかしドラッカーの著書を読みこなすのは難しいものがあります。ドラッカーの全仕事を図解しながら解説する、格好の入門書となっています。「図でよむ」ことの威力を示します。
U.「図で考える」では、2冊を取り上げます。
『「図で考える」ことができる人・できない人』。自分の頭で考えて行動し、周りの人を動かし結果を出して評価される。これは誰もが納得する、仕事がうまくいっている人の必要条件でしょう。図を描くことで、頭がフル回転し頭が汗をかく。それは自力で考えているからです。すぐに使えて、どこからでも読めて、仕事に活かせるトレーニング本、「図で考える」ことができるようになる本です。
『仕事力を高める方法は図がすべて教えてくれる!』では、自分自身の仕事を「図解」する過程で、自分で「考える」ことができるようになり、仕事のレベルが飛躍的に向上することを具体的な事例を駆使しながら示しています。
V.「図でかく」では、『図で考えれば文章がうまくなる』を取り上げました。学生のレポート、社会人のビジネス文書など、「書く」ことは多くの人にとって一生ついて回る課題です。「文章」を書くという行為には、「文体」と「内容」の二つの問題があります。文章読本の名著の多くは、「文体」、つまり「書き方のルール」に注力していました。肝心の「内容」をどうつくるかについては触れていないのです。「内容」を図解でまとめて、それを文章で表現する。それを「図解文章法」と名付けました。
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